建築士の皆さま、「設計監理業務委託契約書」を交わすタイミングに困っていませんか。
建築士の方からの相談・依頼で、業務開始時に「設計監理業務委託契約書」を交わすのは難しい、契約書を交わす前に業務が中止になったときそれまでの費用を請求しにくい、などの声がありました。
そのような声を受けて、名古屋第一法律事務所建築法務部では、今般「建築士業務の費用についてのご説明」という書面を作成しました。
この書面は、設計監理業務委託契約書締結以前に使用する目的で作成したものです。
業務内容やそれに伴う費用を説明し、依頼者の方からの承諾を受ける内容となっています。
後日トラブルが発生したとき(極端な場合訴訟になったとき)、最低限の内容を押さえた書類として証拠になり得るようにしました。
依頼者にとっても費用の目安がつき、建築士にとっても出来高に応じた費用の支払いを受けることができ、設計監理費用を巡るトラブルの発生を防止できればと願っています。
なお、この書面をご利用いただく際、当法務部にご一報くださいますようお願いいたします。
また、その際、ご使用方法などについてのご質問がございましたら、承ります。